名寄市にある北海道立サンピラーパークに行ってきました。
大小併せて、6つの山があるふわふわドームや、屋内遊具はもちろん、水遊び場やひまわり畑まであります。
また、車で1分の距離の隣接した市立公園もとても楽しい遊具が備え付けられています。
名寄市の人口(2.8万人)や道北という立地から、訪れる人がそれほど多いとは言えません。
そのため、いつ行っても混雑していなく遊びやすいので、帰りは家族みんなが満足感で包まれます。
遠方の方も足を伸ばす価値のある一日中遊べる公園なので紹介しますね。
いきなり結論
- ふわふわドームは道内No1!
- 雨天でも楽しめる屋内遊具施設
- 丘の上の遊具は空いていて、他にはない遊具
- 隣接する市立公園も小さい子から大きい子まで対応する遊具が充実
- 7月下旬~お盆前はヒマワリがキレイ
- 思いあたりません…
サンピラーパークの基本情報
サンピラーパークへのアクセス
旭川市からは1時間半、札幌市からは3時間ほどかります。
from | 高速道路利用 | 一般道利用 |
---|---|---|
旭川から | 1時間30分 | 1時間40分 |
札幌から | 3時間 | 4時間 |
サンピラーパークの駐車場
とても広い公園ですが、子どもが遊べる施設は、「集いの丘エリア」の駐車場周辺に固まっています。
遊具で遊ぶなら、一番麓にある駐車場にとめましょう。
駐車場はたくさんある上、いつ行っても混雑していないので安心です
サンピラーパークの基本情報
基本情報 | |
---|---|
名称 | 北海道立サンピラーパーク |
住所 | 名寄市日進147-2 |
営業時間 | 24時間(屋内遊具/ふわふわドームは夜間閉鎖) |
駐車場 | あり/無料/24時間 |
売店 | なし/飲み物が買える自動販売機はいくつかあります。 (交流館の売店でパンだけ売っています) |
近くのコンビニ | 車で10分くらい |
トイレ | あり/パパでも利用できるおむつ替えスペースあり |
ふわふわドームは大小2つで北海道一のクオリティ
サンピラーパークの目玉と言えば、道立公園おなじみのふわふわドーム!
営業時間:9:30~17:00
網走、紋別、砂川、八雲、十勝、稚内、更別、札幌とふわふわドームめぐりをしている寅パパも太鼓判です。
名寄のふわふわドームは”はり”と、山の数がいいので大好きです
ふわふわドームは大きい方と小さい方の2つもあります。
大きい方のふわふわドーム
山が4つあります。
なんとなく、一山一グループっていう感じになるので、山が多いのはとても助かります
幼児だと、山に登れずに、滑り落ちることもありますが、他のふわふわドームに比べると、山が緩やかな印象です。
小さい方のふわふわドーム
小さい子向けに作られていると思いますが、小学生でも満足していました。
どのふわふわドームも大きい子がぼんぼん揺らしているため、小さい子向けのドームが独立してあるのはとても助かります。
ベンチまでドーム(※ふわふわしていません)
ストリートスポーツ広場
奥にはスケボーのコースがあります。
将来のメダリストを目指す人たちが練習していて、見ていると結構すごいワザをやったりしています。
悪天候時にも安心な屋内遊戯施設
ふわふわドームと双璧をなす設備がこのサンピラー交流館にある屋内遊戯施設です
11月からはカーリングホールとなり、メインの児童遊具以外遊べませんが、夏期は軽遊具や卓球などが無料で楽しめます。
営業時間 | 遊べるもの | |
4月 | 9:00~17:00 | 児童遊園、軽遊具、卓球、バトミントン |
5~10月 | 9:00~18:00 | 児童遊園、軽遊具、卓球、バトミントン |
11月~3月 | 10:00~22:00 | 自動遊園、カーリング |
※料金はカーリング以外無料
無料なのにとっても立派な児童遊具
玄関入ってすぐのところには無料の屋内施設としてはとっても立派なメインの児童遊具が鎮座します。
!残念ながら2021年はコロナにより閉鎖されています!
コロナ禍では道立施設が真っ先に利用を中止する印象なので、名寄に限らず事前に確認することが重要ですね。
屋内施設ですが、トンネルスライダーやネット遊具もあり、とても楽しいです。
2才まで利用可能な幼児用コーナー
メインの遊具の隣には、2才以下が利用可能な幼児コーナーがあります。
他にお客さんはいなかったので良かったのですが…寅ちゃん(2才)は暴走していました(><)
夏だけ遊べるホール側の屋内施設
奥には、体育館みたいなホールがあります。
夏期は軽遊具や卓球、バトミントン 冬期はカーリング場になります
体育館みたいなホールを持て余すがごとく、遊具がポツッポツ ッ と配置されています。
二人乗りもある三輪車
乗車可能なのは、小学生までですが、とても楽しそう
合計3台しかないので、順番待ちになりますが、5分もすれば乗れるので、のんびり待ちましょう。
床が柔らかいので思いっきり遊べるブロック遊具
ブロック遊具は知らない子ともいつの間にか仲良くなることが多くお気に入りです。
けんけんぱー
小学校にはよくある「輪っか」もたくさんあります。
タイトルに「けんけんぱー」と書きましたが、絵を描いたり、鬼ごっこのコースを作ったり、娘はいろいろな遊びを開発していました。
平均台みたいな遊具
ただの台なんですが、幼児と手をつないであげると、ニコニコ歩いてくれます。
夏でも楽しめるフロアカーリング
道具も貸してくれるようですが、係の人いわく「ただ投げるだけですよ~」とのことでした
道具も無料の卓球とバトミントンのコート
土日はよく順番待ちが発生しています。
道具も無料で貸してもらえます。
体験したい人は、館に入ったらまずは予約をして、他の遊具で遊びながら待つとスムーズだと思います。
冬はカーリング体験が楽しい
あまり知られていませんが、冬の間はオリンピックでおなじみのあのカーリングができます。
初心者向けに、指導員の方が教えてくれるカーリング体験教室もやっています。
本州からのお客さんを案内したことがありますが、時間を忘れて楽しめました。
詳しくはサンピラーパークのHPを御覧ください。
お弁当を食べるのに最適な休憩コーナー
サンピラーパークの麓の広場にはベンチがとても少ないです。
そのため、この交流館の休憩コーナーでお昼を食べている家族連れがとても多いです。
売店もありますが、美味しいマフィン(100円)とコーヒーしか販売していません。
夏は水遊びの広場も大人気
ミスト状のシャワーがとても気持ちいい水遊びの広場も人気です。
この日は忘れてしまいましたが、下がヌルヌルしているので、サンダルがあった方が良いです。
2022年は9月19日まで稼働していました。
あまり知られていない丘の上の珍しい遊具たち
麓の遊具に比べて行く人は圧倒的に少ないですが、丘を上ったところにある遊びの森にも遊具があります。
ネットが張り巡らされている土の蔵
最初に目に飛び込んでくるのは、ジブリ映画に出てきそうな遊具。
中はネットが張り巡らされています
3Fまでありとても楽しいのですが、難点が…死ぬほど熱い!
外の気温が28℃の日に行きましたが、熱がこもる3Fは推定40℃を超えていました。
行くなら涼しい日がおすすめです~
シンプルに登るだけの森の見張棟
続いては、ただ登るだけのシンプルな遊具。
シンプルですが、競争しながら登ったり、「やっほー」と言ったり、子どもは楽しんでくれます
柱だけで音を反響させる太陽の神殿
噴水の残骸か!?などと思いましたが、目では見えないすごい仕掛けがあります。
それは…中心に立って声を出すと、めちゃくちゃ反響すること。
まるで洞窟の中で「やっほー」と言ったくらいの反響があります。
この感動は生で感動するしかないので、是非尋ねてみてください。
感動すること間違いなしです♪
旭山動物園のさる山にもありそうなスネイクジャングル
旭山動物園のさる山にも同じような遊具がありましたね。
一番事故率が高い遊具はジャングルジムだそうです。その単調さが事故を引き起こすのだそうですが、単調とは正反対のスネイクジャングルなら安心です。
月の神殿
石のすべり台ですね。特に危険な箇所は見られませんでしたが使用禁止…
すぐ直るかは不明です。
子どもには楽しいピングポング
大人にはとってもきつい、中に入って移動する遊具。
遊びに来る子も少ないので、それなりに汚れています(;_;)
ジブリ映画に出てきそうな森の木の蔵
またまたジブリ映画に出てきそうなセットがテンションをあげてくれます
中には、石のすべり台があります
このすべり台、石でできていますがすべりがとても良くて何度も滑りました。
離れた場所にもう一つ木の蔵
先程の木の蔵から200mほど離れて、道路を挟んだところにもぽつんと木の蔵があります。
中は石の滑り台。
相変わらずよく滑ります。
ここまで来ると本当に誰もいません。
丘の上には屋根付きベンチがたくさん
名寄サンピラーパークの残念ポイントとして、麓に屋根orテーブル付きベンチがほとんど無いのですが、丘の上には贅沢に配置されています。
名寄市内にはこれと言って美味しいレストランが無いので、お弁当を持参して、ここで食べるのもいいかもしれません。
麓からは車で2分程度です。
名寄市内には市民から愛されるお弁当屋さんがあります。
ホタテフライ弁当美味しいです♪
ひととおり遊んだら、麓までよーいどん!
ひととおり遊んだ後は、丘を下ってよーいどん!
みんな笑顔で駆けてくれました(^ ^)
8月はひまわりが満開
サンピラーパークにはもうひと”めだま”があります。それは…ヒマワリ!
例年 7月下旬からお盆前くらいに咲きほこります。
この辺では、北竜町のひまわりの里が有名ですが、公園と一緒にお花畑が楽しめるサンピラーパークのヒマワリもよいものですよ。
キャンプ場に泊まったら一日中遊べる!
敷地内に「森の休暇村」というキャンプ場があります。
テントサイトとコテージがあり、冬期でもコテージは利用できます。
営業期間 | 利用可能施設 | |
夏期 | 4/29~10/31 | テントサイト、コテージ |
冬期 | 11/1~4/28 | コテージ |
詳細は公式HPを確認してください。
隣接した名寄市立のなよろ健康の森の遊具も楽しい
サンピラーパークとは道路を挟んで向かい側、何も考えなかったら一体の公園に見える場所に名寄市立の公園があります。
なよろ健康の森 メインの複合遊具
隣に道立公園があるにも関わらずこの遊具は反則でしょー!
と、うなりたくなる遊具がどーーんと鎮座します。
この遊具、なにが凄いって…小さい子から大きい子まで楽しめるように、本当に考えられているところです。
4基もあるすべり台
すべり台は4基もあります。
大きい子向けには、螺旋すべり台とトンネルすべり台。
螺旋とトンネルは通常より高い位置についていますが、滑り口までの道は難しくありません。
小さい子向けすべり台が2種類も揃っているところからも、バランスの良さをわかってもらえると思います。
4つある登る遊具
登る遊具もたくさんあります。
上は手すりで塞がれているため、ただ登って下りる遊具です。
穴が少ないからなのか、やや手こずっていました。
大小2つあるうんてい
うんていまで大きい子用/小さい子用が用意されている遊具を、私は他に知りません!
とても低いところにあるので、2才児でも安心して挑戦できます。
ブランコは年齢に合わせた3席
赤ちゃん、小さい子、大きい子と3段階になっている全世代対応版という素晴らしさ!
とにかく複合遊具全体として、小さい子から大きい子まで安全に楽しめるように作られているのがわかってもらえたかと思います。
複合遊具以外にも色々ある遊具
正統派の複合遊具に対して、回りを彩る遊具は個性派がそろっています。
珍しいクロスしたシーソー
複雑なシーソーは漕いであげるのが大変なので…イマイチですね。
わざわざややこしくする必要ないのに…
現代版ゆらゆら木馬
我が息子はゆらゆら木馬を見つけると、どんなに古くてもとりあえず乗ってみます。何かが楽しいのでしょうね…
ホーンみたいなゆらゆらするの
遊び方がイマイチわからない遊具です。
中が空洞なので、通り抜けられます。
また、足がバネになっているのでゆらゆら揺らしても遊べます。
“正しい”遊び方を知っている方がいたら教えて下さい。
大人でも難しい吊り輪
遊べる子はいるのか!?と思う吊り輪がありました。
大人が無邪気にやると肩を負傷します…
意外と楽しめるぶら下がる遊具
健康遊具!?みたいなのもいくつかあります。
1つ目は、4人までぶら下がれる遊具。
「こう回転するからこっち向き」とか考えない子どもが素敵♪
悪酔い注意!回るタイヤ
付け根にスイベルがついているので、とてもスムーズに回るタイヤです。
最初は楽しいのですが…悪酔いするので、程々が良いと思います!
子どもが「回して!」と言うので回したら酔っちゃいました。
小さい複合遊具も立派
立派な複合遊具の他にもう一つ複合遊具があります。
こちらはぬくもりが嬉しい木製♪
メインがサンピラーパークだとすると、なよろ健康の森はサブ。サブの遊具の中でも小さい方…となると、まず誰も遊んでいません。
ターザンロープの小屋
2021年はハチの巣があったため、閉鎖していましたが、2022年は再び遊べるようになりました。
右半分は屋根に登ったり、中で遊んだりできる遊具。
左半分はターザンロープになっています。
このターザンロープですが、短いけど斜度が急で乗り場も乗りやすく「めっちゃ楽しい!」と娘が絶賛していました。
自由に使えるサッカーの練習場はゴールが6個
広い芝生と自由に使えるサッカーゴールが6個もあります。
小さい子には不相応なくらい広大なコートですが、何家族かで遊びに来た時とか楽しそうです♪
外遊びに飽きた時に使える森林学習展示館
遊具に隣接して、森林学習展示館もあります。
木のプールや、木のおもちゃもあるので外遊びに飽きたときにいいかもしれません。
開館時間:5/1~10/31の9:30~16:30
定休日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
サンピラーパーク周辺のオススメのお店
千花
公園すぐそばにあって、ソフトクリームやハンバーガーが人気のお店。テイクアウトもできます。
来園者の90%は寄っているのでは!?と思うほど、みんな吸い込まれていきます。
まごべん
名寄市民に愛されるお弁当やさん。
チキンタツタ揚げ弁当が人気ですが、ホタテフライ弁当が好きです。
サンピラーパークで親子遊んだ感想
年に何回か遊びに行く、名寄のサンピラーパークをご紹介しました。
本文で伝えられていない特徴がもう一つあります。
それは…サンピラーパークはいつも天気が良いと言うこと。
天気が良い日にしかサンピラーパークに遊びに行かないって理由ももちろんあります。
ですが、それにしても天気が良いことが多いのですよね。
同じ盆地の旭川も天気は安定していますが、名寄市はそれ以上に天気が安定しているのでは?という印象を持っています。
さて、サンピラーパークですが、我が家が遊びに行くときは必ずお弁当を持参します。
遊具がたくさん有りすぎて、半日だけでは遊び切れないし、名寄市内に戻るにしても、かなり時間がかかるのですよね。
そういう事を考えれば、お弁当を持参して↓の行程に自然となってしまいました。
- 午前中にサンピラーパークに到着⇒ふわふわドームと屋内で遊ぶ
- 丘の上に車で移動しお弁当を食べる⇒丘の上の遊具で遊ぶ
- 名寄市立なよろ健康の森に移動⇒遊ぶ
北海道広しと言えども、ここまで遊具の数がある公園はそうそうないので、一度足を運ぶことをおすすめします。
サンピラーパークに持っていったら良いアイテム
- サンダル:水遊び場が滑るので、水遊びをする場合は必須です。
- 虫取り網:麓の原っぱにたくさんの虫がいます。虫取り気持ちいいですよ~
- お弁当:広大な公園。半日では遊びきれません。
- ポップアップテント:遊具は一箇所で見守れるような広さに収まっていないので不要です。
名寄サンピラーパークの結論
- ふわふわドームは道内No1!
- 雨天でも楽しめる屋内遊具施設
- 丘の上の遊具は空いていて、他にはない遊具
- 隣接する市立公園も小さい子から大きい子まで対応する遊具が充実
- 7月下旬~お盆前はヒマワリがキレイ
- 思いあたりません…
半日では遊びきれない、名寄市の北海道立サンピラーパークでした~
行ってがっかりすることはないので、足を伸ばしてみることをおすすめします。