なぜだか理解できないけど、子どもがやたらハマった絵本、ありませんか?
絵本育児の重要性が叫ばれているなか、絵本を選ぶ際にはとても慎重になってしまいがちですが、じっくり選んであげた本よりも、たまたま手に入った本が子どものお気に入りになった、という経験が一度はあると思います。
ここでは毎日10回以上読み聞かせをすることを心がけて7年の寅パパがおすすめする、なぜか子どもがどハマりした絵本を3冊紹介します。
なぜか子どもがどハマりした絵本
だいじなくつ
- タイトル だいじなくつ
- 筆者 にしむらあつこ
- 出版社 福音館書店
- 対象 2才〜4才くらい
福音館書店のこどものとも年少版の定期購読で手に入れた絵本ですが、現在売っていないようです。
お話は、主人公のわたしがお気に入りのくつを買ってもらうも、図書館のお話し会で違う子に間違えて履いていかれたというお話。
いたって普通のお話ですが、捉えようによっては、子どもにとってとても親近感がわく内容ということでしょうか。
そして非常に言いづらいのですが、この絵本って絵が上手くないのですよね…
ピカソの絵が上手いのかヘタなのかすらよくわからない私が言うのも気がひけるのですが…100回以上この本を見ていますが、何度見ても腑に落ちないんですよ。
目は常に正面をむいているし、腕の振り方もぎこちないし、みんな同じ顔だし…
でもでも、7才のさくらちゃんも、2才の寅ちゃんもどハマりしたんです、この絵本に
寅パパと寅ママの間で、寝る前の絵本タイムに子どもが最初に持ってきた絵本ランキングを取ってみたら、満場一致でこの絵本が選ばれたほどです。
(満場と言っても2人ですが(^_^;))
無理やり子どもが好きな理由を考えると、こんな理由かな?と思います
- お話し会という、子どもが大好きな場所の舞台
- 色合いが優しい
くらいしか出てきませんが、とにかく子どもは好きなようです。
本当にハマるの?と思ったあなたは、自分の街の図書館にないか一度探してみてください。
いやいやえん
- タイトル いやいやえん
- 筆者 中川 李枝子/大村 百合子
- 出版社 福音館書店
- 対象 4才〜6才くらい
言わずと知れた、ぐりとぐらやそらいろのたねを生み出したスーパー絵本作家、中川 李枝子さんとその妹の大村 百合子さんコンビのデビュー作で、版を100回以上重ねている不朽の名作ですね。
不朽の名作なのになんでここ??
おっしゃるとおりです。
だんだん今回の記事がつらくなってきた…
ベストセラーに楯突くのもなんですが、この本って本当にいいと思いますか?
ジブリ映画とかのファンタジー系が苦手で、好きな本や映画はノンフィクション!の寅パパは、いやいやえんのぶっ飛んだ世界観が苦手です。
- 園庭で船を作って遊んでいる現実的なシーン
- 船にのって出航(本当に海に出たのか、そのフリをしたのか曖昧)
- クジラを連れながら帰港(したフリだよね?)
- クジラが「海のほうがいい」としゃべる(え?ここは園?海?)
みたいな、無限の想像力がないとついていけない絵本なのですよね。
ですが、現在さくらちゃんが年中〜年長のときには、毎晩読み聞かせをねだられました。
というわけで、無理やり理由を考えました
- ごっこ遊びからもわかるように、そもそも子どもの頭の中には現実と想像が混ざっている状態なので、ファンタジー的なお話がしっくりくる
- ダラダラと平易な文が続くので、理解し続けられる
くらいでしょうか。
他の幼児向け絵本と比べてとてもボリュームがあって、それだけで元は取れるので試してみてください。
ダイソーえほんシリーズ かちかち山
残念ながら現在は売っていないようです。
- 筆者 絵:マサモト ススム
- 出版社 株式会社 大創産業
- 対象 2才〜4才くらい
昔ダイソーで買った絵本です。
- 表情豊かなたぬき
- 安定の面白いお話
- 軽くて小さい持ち運びやすいサイズ
といいところばかりの絵本です。
ではなぜ、この分類?と言われると「ダイソーで買った100円絵本だから」ということです。
この本を買うまで正直ダイソーをなめてました
ダイソーってすごいですね。100円を払えば他で500円するものと同じクオリティーのものが手に入るのですから。
軽い本はとても便利で、お出かけする時にかばんの中に入れておけば、緊急時に10分は持ちます。
特に最近は感染症対策もあって、幼児コーナーが閉鎖されていることがあるため、必ず持ち歩くようにしています。
このシリーズの絵本は現在ダイソーに売ってないですが、ダイソーの幼児向け絵本はとても充実しているので覗いてみることをおすすめします。
シールブックも楽しいですよ
なぜか子どもがどハマりした絵本まとめ
- 子どもにとって絵の上手さはあまり関係ない
- いやいやえんは読む人を選ぶが、子どもはハマる
- ダイソーの絵本シリーズは軽いので持ち運びに便利
なぜかどハマりした絵本をピックアップしてみると、「わたしのだいじなくつ」は保育園に勧められて購読したこどものともシリーズに入っていた絵本でした。
他の人に選んでもらったからこそ、この絵本との出会いがありました
そんな知り合いいないわー という人は、福音館書店のこどものとも0.1.2.やこどものとも年少版の定期購読がおすすめです。