絵本で感動したことはありますか?
作品によっては、大人向けの本に勝るとも劣らないほど、感動する絵本があります。
しかも絵本なら5分で読めて、感動 できます!
ここでは毎日10回以上読み聞かせをすることを心がけて7年の寅パパがおすすめする、本当に感動する絵本を3冊紹介します。
りんごの絵本大好きだよ
じっじ えほん すき
いきなり感動する絵本のまとめ
- りんごがひとつはかわいい絵で2才からたのしめるし、感動する
- あのときすきになったよは小学校入学時におすすめ
- ぼくのおじいちゃんのかおをイメージして自分のおじいちゃんのかおのフォトブックを作ると宝物になる
感動する絵本のおすすめ 3選
りんごがひとつ
- タイトル りんごがひとつ
- 筆者 ふくだすぐる
- 出版社 岩崎書店
- 対象 2才〜6才くらい
絵がとてもかわいいので、2才ごろから楽しめる絵本です。
ひとつのりんごを巡って、動物たちが追いかけっこをするお話で、そのテンポの良さとドキドキ感に子どもも大人も引き込まれていきます。
でも、この本の魅力は何と言っても最後のオチです。
しかも読み手の予想を上回るオチが3連発も続きます。
それは、追い詰められたサルが崖から落ちる”フリ”をしたところから続きますが…
さらに、最後には優しい気持ちになる締めと、初めて読んだ時は感動して、すぐに寅ママに報告に行ったほどです。
寅家ではちょっと期間を置きながら読むようにしています。
あのときすきになったよ
- タイトル あのときすきになったよ
- 筆者 薫くみこ/飯野和好
- 出版社 教育画劇
- 対象 6才〜7才くらい
舞台は小学校
私といじめられっ子が登場し、いじめられるには理由があるんだな~とか思わせて、最後に好きにさせるという絵本
正直寅パパはこういうタッチの絵はあまり好きではありません。絵自体がジメジメしていて爽やかでは無いと言うか…おまけに迫力は抜群で逃げたくなるような…
話の内容もいじめなので、ページをめくるたびに、相乗効果でどんよりしていきます。
が、最後の3ページで全てを救う展開を用意してくれています。
まるで、絵を含めてこれまでのジメジメ感がすーっと裏返る様な、そんな展開です。
読んだ人は誰もが、いじめはぜったいやめようと思うことでしょう。
ちなみに、この絵本はさくらが通っていた保育園が卒園祝いにプレゼントしてくれました。
絵本育児を推進しているだけあって、もらえる絵本は素晴らしいものばかりなのですが、小学校に入る子どもに是非読んでほしい絵本No1とも言えるこの絵本のチョイスに痺れたことを覚えています。
ぼくのおじいちゃんのかお
- タイトル ぼくのおじいちゃんのかお
- 筆者 天野 祐吉/沼田 早苗
- 出版社 福音館書店
- 対象 2才〜6才くらい
もう廃版になってしまったのですね。とてもいい絵本なので残念です。
大型本がAmazonにありました。
ぼくのおじいちゃんのかお (幼児絵本シリーズ)表紙からもわかるように、全ページどアップのおじいちゃんの顔で埋められているかわった絵本です。
最初は子ども共々、「なんで人のおじいちゃんの顔を見ないとだめなんだろうね」とか言っていたのですが、何度も読む内にどんどん引き込まれていきました。
何と言っても、おじいちゃんの顔の演技が絶妙!
子ども向けのわかりやすい表情なのですが、かと言って内に秘められた思いに馳せずにはいられない表情とでも言えるような、何かを感じさせる表情で、これは子どもにとっても同じようで、”絵本を読んであげる”というと、かなりの確率で持ってきて、自分で同じ様な表情をして遊んでいます。
ちなみに、このおじいちゃん、俳優の故加藤 嘉さんが務められています。
寅パパは不勉強にも知りませんでしたが、後々偶然にも主演映画を見て「この人かー」と妙に納得しました。
その映画がこちら
このおじいちゃん役の人すごい上手いなとか思いながら鑑賞していたら、
あ、絵本の人だ
と気づきました。
映画では痴呆気味の老人を演じるのですが、本当に自然な感じの痴呆っぷりなんですよ。
強面、寡黙、おちゃらけなど、いろいろなタイプの俳優さんがいますが、“痴呆老人”を若い時から演じ続けてきた人はおらず、いわば一生に一瞬だけ演じることができるチャンスがあると思うのです。
そんななか、第13回モスクワ国際映画祭最優秀男優賞や第7回日本アカデミー賞優秀男優賞を受賞するほどの演技を披露した加藤 嘉さんは本当にすごいなと言うわけです。
絵本を何回も読んだ後に、是非映画も見てください
感動する絵本まとめ
- りんごがひとつはかわいい絵で2才からたのしめるし、感動する
- あのときすきになったよは小学校入学時におすすめ
- ぼくのおじいちゃんのかおをイメージして自分のおじいちゃんのかおのフォトブックを作ると宝物になる
感動する絵本をピックアップしてみると、「りんごがひとつ」と「あのときすきになったよ」は保育園からのプレゼント、「ぼくのおじいちゃんのかお」は保育園に勧められて購読したこどものともシリーズに入っていた絵本でした。
他の人に選んでもらったからこそ、感動する絵本との出会いがありました
そんな知り合いいないわー という人は、福音館書店のこどものとも0.1.2.やこどものとも年少版の定期購読がおすすめです。