人口2,500人の小さな町に、日本一と北海道一という2つの遊具を同時に楽しめる公園があるって知っていますか?
市内にあるそこそこ大きな公園で遊ぶのも楽しいですが、ちょっと足を延ばすともっと充実している公園があります。
足を延ばすと言っても、今回紹介するのは札幌から1時間半、旭川からは45分と”手軽で人気”の公園です。
この記事では写真50枚以上を使って
- 日本一のキュービックコネクション(屋外遊具)
- 北海道一大きいネット遊具(屋内遊具)
- ベルパークちっぷべつを訪れるべきタイミング
について徹底レビューします。
この記事を読めば、どこに目当ての遊具があるか一目瞭然ですので、遊びに行く前の予習として御覧ください。
いきなり結論
- キュービックは階毎に特徴があり、たっぷり楽しめる
- ブランコがなにげによい
- 道内一のネット遊具は混雑知らず
- ルールが決められているので、安全
- ルールが細かい
- 土日は定員により屋内遊戯場に入れないことがある
ベルパークちっぷべつの基本情報
ベルパークちっぷべつへのアクセス
from | 高速道路利用 | 一般道利用 |
---|---|---|
旭川から | 45分 | 45分 |
札幌から | 1時間30分 | 2時間 |
車はファミリースポーツセンターか、向かいの道の駅に停めます。
夏休みの土日など、混雑する時は第3駐車場も出現するので、止められないことはありません。
ただし、そこまで大きい施設ではないので、混雑する時は砂川の子どもの国など他の公園に行ったほうが無難です
ベルパークちっぷべつの基本情報
基本情報 | |
---|---|
名称 | ベルパークちっぷべつ |
住所 | 雨竜郡秩父別町1264番地1 |
営業時間 | ●キュービックコネクション(屋外) 4月〜8月 8:00〜18:00 9月〜10月 9:00〜17:00 第4月曜休場(祝日の場合はその翌日休園) ● キッズスクエア「ちっくる」(屋内) 7,8月以外 9:00〜17:00 7,8月 9:00〜18:00 12/30~1/3と第4月曜休場(祝日の場合はその翌日休園) |
料金 | 無料:屋外遊具 /屋内遊具 有料:キャンプ場/温泉 |
駐車場 | あり/無料/24時間 |
売店 | なし/ちっくる内に軽食の自動販売機あり |
近くのコンビニ | 車で2分くらい |
トイレ | あり/パパでも利用できるおむつ替えスペースあり |
公式HP | 秩父別町HP(キュービックコネクション) 秩父別町HP(キッズスクエア「ちっくる」) |
(屋外で非24時間の施設はどこもそうですが)ルールは非常に細かいです。
禁止事項もあるので、公式HPで事前にチェックすることをおすすめします。
管理が行き届いていると見るか/煩わしいと感じるか…
ですが、マナーの悪い人は少ないので、メリットの方が多い印象です。
屋外遊戯場キュービックコネクションの遊具をレビュー!
日本一のキュービックコネクション!
秩父別と言えば、日本一の大きさのキュービックコネクション。
キュービックコネクションとは:2m×2m×2mのキューブをつなげたもの。
1辺40cmのジャングルジムを5倍したようなものなのですが、ジャングルジムとは遊び方が全然違います。
ベルパークちっぷべつの遊具では、キューブの中にそれぞれアトラクションが設置されていて、上に上がるほど難易度が上がるという作りになっています。
キュービックコネクション自体、日本中探してもほとんど無く、メーカーのHPにも類似のものはありません。
「日本一」とはうまく言ったなと思いますが、その巨大さは圧倒的スケールの網走の道立公園と同じくらいなので、我が家の子ども達はとても興奮して遊んでくれます。
キュービックコネクションの1F(地上階)
1Fは優しい遊具が拡がるエリア。
ついたてもたくさんあるので、かくれんぼも楽しそうです。
平均台って、乗るたびに子供のバランス感覚が成長しているのを実感させてくれます。
下部の緩やかな部分が長いので小さい子でも安心して遊ばせられます。
落ちたらちょっと危ない登る遊具は1Fに集められているので安心です。
大人向けのホールド&間隔も広い本格的なウォールです。
親が足を持って置き方を教えてあげると登れるようになりました。
結構滑りやすいですが、ロープ+角度により2才児にはちょうどよい難易度でした。
キュービックコネクションの 2F
2Fは広々としたスペース。
2m間隔でキューブの柱が立っているのがわかりますが、そのキューブごとに遊具が配置されています。
3Fへははしごか階段で登ります。
複数登り口があるので、かくれんぼ的な遊びも楽しめます。
キュービックコネクションの3F
キュービックコネクションの4F
太陽光が入り明るく開放的になるので、この階より上が我が家のお気に入りです。
↑写真のように柵がなく下の階へ落下する危険があります!子供もそうですが、携帯操作中の親も要注意です。
キュービックコネクションの5F
ここはシンプルに最上階への階段のみです。
土日はとても混みますが、最後の階段はとても急なので、落ち着いて子どもをサポートしながら登りました♪
キュービックコネクションの6F(最上階)
「ベルパーク」と言う名称からもわかるように秩父別町は鐘がシンボルです。
この最上階にもあったのですが、2021年は撤去されていました。
その代わりはベンチ。
(混雑していない日だけの特権ですが)上まで登った達成感もあり、高いところで休憩するのは気持ちいいです。
キュービックコネクションの左側
キュービックコネクションの左側は3階建てになっています。
にょきにょきや
ぶら下がる遊具で遊べます。
中央の遊具は大きい子が走り回っていて危険なことも多いですが、サイドの遊具は混むこともなく、安心して小さい子を遊べさせられます
キュービックコネクションの右側
左側と同じ様なものが、右側にもあります。
これだけ大きいと鬼ごっこをしたくなりますが、走るのは禁止なので注意しましょう(><)
小さい子から大きい子まで楽しめるブランコ
キュービックの裏にはブランコがあります。
小さい子用から大きい子用まで8席もある充実っぷり!
8席もあると埋まることもないので、我が家はキュービックが混雑している時の様子見の場所として活用しています。
距離が長いターザンロープ
キュービックと同時期に整備されたターザンロープもあります。
乗り口に登りやすく、距離も長くキレイなので、安心して遊ばせられます。
子供が遊ぶのは禁止な健康遊具
キュービックの右と左には健康遊具もあります。
思っている以上によく周るので、ナメていると痛い目にあいます
見守りがてら腰の体操をできる一石二鳥な遊具なので、パパママにオススメの遊具です
子どもでも楽しめるものばかりですが、こんな注意書きがあります(><)
子ども向けの安全基準を確保していないためと思われます。
マナーを守って遊びましょう。
誰も遊んでいないけど意外に楽しそうな幼児向け複合遊具
キュービックコネクションが登場する前から設置されている、幼児向け複合遊具もあります。
可愛そうなくらい見向きもされていませんが、幼児向けには一通り揃っているので、意外に楽しそうに遊んでくれます。
こういう何でもない遊具が幼児のお気に入りだったりします。
キレイだけどとても混む水遊び場
夏場は水遊び場もオープンします
清掃も行き届いていて良いのですが…せまいのが難点です。
夏の時期だけ併設するキャンプ場に小川が流れているので、水遊びするならこちらがオススメです。
水深は10cmほどで安全なのですが、川の水がそのままじゃぶじゃぶ流れていて、危険なくらい冷たいです。(^ ^;)
ベルパークちっぷべつ屋外遊技場で休憩できる場所
屋根付きベンチが合計二箇所ありますが、結構混んでいます(><)
写真右側のたいらなベンチはかなりの確率で荷物が置かれていて座れません(><)
アウトドアチェアを持ってくると便利ですよ。
一緒に遊びたいパパママでも、おむつや水筒を置いておけるので、持ってきて損はありません
※なお、テント張り、レジャーシートは禁止です。⇒公式HP
※2022.10月追記 東屋に「食事禁止」のルールが追加されていました(^ ^;)
ベルパークちっぷべつの屋外のお手洗い
キュービックの裏にキレイな建物が一棟あります。
パパでも入れる場所に多目的トイレもあります。
おむつ替え台もあるので、安心です。(^ ^)
ここの他にキャンプ場にも屋外トイレがあります。
もちろん屋内のキッズスクエアちっくるにも立派なトイレがありますよ。
ベルパークちっぷべつ屋外遊技場で注意すべき決まりごと
決まりごとがとても多いベルパーク。
キチンと読んで気持ちよく利用しましょう!
北海道最大級のネット遊具がある屋内遊戯場キッズスクエアちっくるをレビュー!
北海道一大きいネット遊具がある屋内施設も、キュービックコネクションと同じくらい我が家のお気に入りです。
全天候型遊具でとてもいいのですが、ひとつだけ注意点があります。
⇒ベルパークの来場者を屋内外どちらかにまとめようとするとキャパオーバーと言うことです。
夏+悪天時+土日とかになると、全ての来場者が屋内に集まり、入場できない恐れがあるので注意が必要です。
それを踏まえた上で遊びに来てください。
↓ ではレビューです↓
キッズスクエアちっくるのネット遊具は北海道最大級!
キッズスクエアちっくるのネット遊具以外の遊具
このすべり台、大人が滑るのは禁止+階段まで遠い ので幼児を滑らせるのに苦労します。大人二人で見守るのがベストです。
ボルダリングウォールもあります。
タッチすると音が鳴るパッドが上にあるので、子どもは必死になります。
キュービックのとは違い、つかみやすいホールドです。
娘のさくらは年長の時に上まで到達できました。
この他バランスボールもあった記憶がありますが、コロナ禍のため?かこの日はありませんでした。
キッズスクエアちっくるの幼児コーナー
奥には幼児コーナーもあります。
メインのフロアは大きい子達が走り回っているので、幼児を連れている時はとても重宝します(^ ^)
大きい子が遊ぶエリアとはブロックで仕切られているので、鬼ごっごの子供が入ってくることも少ないです。
キッズスクエアちっくるの幼児向け複合遊具
隅にあるわりには、立派なつくりなので、何回も回っている子供をよく見かける幼児向け複合遊具。
キッズスクエアちっくるの赤ちゃんむけスペース
コロナ禍のため撤去されていますが、普段はおもちゃやボールなどが出ています。
ハイハイの赤ちゃんはここで遊ばせられます
キッズスクエアちっくるのおむつ替えスペース
パパでも入れる場所におむつ替え台つき多目的トイレがあるので、安心です。
そのほか、男子トイレには子供サイズの小と大の便器がそれぞれありました。
キッズスクエアちっくるの入場方法
土曜日と日曜日は時間制で上限の人数が決まっているため、注意が必要です。
寅パパの印象は”だいたい入れる”ですが、夏休みの土日などは開場時間前に長蛇の列が出来ます。
2022年9月より平日は無制限に入れるようになりました。
ベルパークちっぷべつの近くにあるおすすめの飲食店
レストランはまなす(徒歩5分)
道の駅にある温泉に併設のレストラン。
味は…そこそこですが、安くてボリューム満点。
我が家がベルパークちっぷべつキャンプ場でキャンプする時は、昼食にBBQ→夕方に温泉→レストランという流れにしています。
夜BBQよりも手軽にできていいですよ♪
中華料理 志峰飯店(車で15分)
旭川からも通う人がたくさんいる中華料理屋さん。
いつも混んでいますが、30分前とかでもTEL予約を受け付けてくれるので、計画的に行けば待つこともありません。
ネパール料理 AAGAMAN(車で15分)
ネパール人が経営するカレー料理屋さん。
ネパールやインドのカレーって、ベースは辛くないので子供でも問題なく食べられます。
めちゃくちゃ美味しい巨大ナンがついてくるキッズセット(700円)で姉弟がお腹いっぱいになりました。
秩父別町ベルパークちっぷべつで親子で遊んだ感想
屋外のキュービックコネクションは完成から3年、屋内のキッズスクエアちっくるは4年というのもあるのですが…
それを差し引いても、キレイに管理されていて安心できるというのが一番の感想です。
休止中の遊具もないし、取れかかっていて「危ないかな?」と心配になるような遊具も一切ありませんので、安心して遊べます。
ただし、 屋外のキュービックコネクションと屋内のキッズスクエアちっくるのどちらも、大きすぎて外から親が見守りにくいというのが気になりました。
年長くらいになると、子供だけで遊ばせて親は下でのんびりもできそうですが、ベルパークちっぷべつは高さのある遊具が多いので、小さい子供だけで遊ばせるには不安が残ります。
対策としては、親が一緒に中に入って遊ぶということになりますが、キャンプ場も併設しているため夏休みの土日などの混雑は結構なもので、大人が一緒に遊ぶといのもままなりません。
ということで、行く時期としては夏休みの土日を外して遊びに行くことをオススメします。
⇒混雑が予想されるときはよりキャパが大きい、砂川市の北海道子どもの国の方がオススメです。
なお、一番のオススメは10月です(今回も10月の平日に行きましたが、貸し切りでした^ ^)
冬支度に忙しいのか、夏に遊びすぎて飽きてしまったのか、10月に遊び回る北海道民って本当に少ないので、どこに行くにもオススメです。
ベルパークちっぷべつに持っていったら良いアイテム
アウトドアチェアは是非持っていってください。
ベルパークちっぷべつはベンチが少ない割に、周りの空間は広いので設置する場所はたくさんあります。
親も一緒に遊ぶにしても、おむつや水筒をちょっと置いておけるスペースがあるととても身軽に子供と遊ぶことができます。
※なお、テント張り、レジャーシートは禁止です。⇒公式HP
ベルパークちっぷべつのまとめ
- キュービックは階毎に特徴があり、たっぷり楽しめる
- ブランコがなにげによい
- 道内一のネット遊具は混雑知らず
- ルールが決められているので、安全
- 土日は屋内遊戯場に入れないことがある
- ルールが細かい
夏の土日に行くのは混雑し過ぎでおすすめできませんが、それ以外の時期なら昼寝を忘れて遊んでしまうほど楽しい公園です。
行ったことない方はぜひ遊びに行ってみてください。