一年で北海道の子供向けプール併設の宿を制覇した寅パパです。
冬の星野リゾート トマムといえばスキー場が有名ですが、スキーには目もくれずミナミナビーチという常夏のプール目当てで遊びに行きました。
とっても楽しかったので紹介しますね。
トマム ザ・タワー宿泊にかかった費用
スキー場がある宿の宿命なのか、夏より高かったですが、プールで遊び放題と考えると、まあまあ割安です。
トマムには北海道民だけ割引価格で泊まれるプランがあるのでそれを使いました。
項目 | 金額 | |||
---|---|---|---|---|
宿泊料 | 大人 | 9,450円 | 1人 | 11,400円 |
小学生 | 6,615円 | 1人 | 7,480円 | |
3才以下 | 0円 | 1人 | 0円 | |
小計 | 宿泊料 | 16,065円 | ||
トマム感謝祭 (クーポン) | 3,000円 | 2人 | 6,000円 |
トマム公式や旅行サイトを見るとわかりますが、日によって料金がものすごーーく変動しています。
星野リゾートトマムはとても高いイメージがありましたわ。
1泊あたり、7000円〜25000円と振れ幅がハンパないので、サイトをたくさん見比べてオトクな日を見つけるのがポイントだよ。
トマム公式HPから予約すると、幼児は「6歳以下」と「3歳以下」の二区分あり、「6歳以下」には料金がかかります。
添い寝でも大丈夫な4歳児とか割高だな~と一瞬思いましたが、以下の通り添い寝で良い4~6歳児は「3歳以下」を選んで良いようです。
6歳以下のお子様の添い寝(お食事・寝具なし)を承ります。 なお、添い寝のお子様は、「3歳以下」としてご登録ください。
トマム公式HP
トマムの基本情報
名称 | 星野リゾート トマム |
住所 | 北海道勇払郡 占冠村中トマム |
営業期間 | 12月1日~4月上旬(ウインターシーズン) 4月下旬~10月末(サマーシーズン) |
4月と11月はサマーシーズン⇔ウィンターシーズンの切り替えのため、リゾート全体で休業するようです。
トマムの場所
北海道の真ん中、千歳市と帯広市の間、財政破綻したことで有名な夕張市のとなりにある、人口1,250人の占冠村のさらにハズレにあるトマム(苫鵡)地区にあります。
高速道路 | 一般道 | JR | |
---|---|---|---|
札幌市 | 2時間30分 | 3時間 | 1時間40分 |
旭川市 | 2時間10分 | ||
新千歳空港 | 1時間30分 | 2時間20分 | 1時間20分 |
帯広市 | 1時間 | 1時間40分 | 1時間 |
特急しか止まらない「トマム駅」があります。もちろんホテルまで送迎してくれますよ。
北海道中の中でも特に人が住んでいないへんぴな地域でして…占冠の集落から向かうと20分くらい人工物が何も無い道をひたすら走った後にどでーんと、巨大な構造物が現れる光景は本当に異様です。
トマム ザ・タワーのお部屋
トマムリゾートの中で宿泊できるのは、星野リゾートが運営する、トマム ザ・タワーとリゾナーレトマム、そして星野リゾートとは運営が別のクラブメッド北海道トマムの3つです。
我々が泊まったのは一番安い、ザ・タワーでしたがこれが一番安い部屋??というくらい立派な部屋でした。
オールスイートのリゾナーレも魅力的ですが、ザ・タワーでも十分に広くてきれいなのです。
サイドテーブルは動かないタイプだったので、子供の落下防止のために、ベッドをくっつけるのがたいへんではあります。
トマム ザ・タワーのバスルーム
バスルームも紹介します。
トマムにはミナミナビーチに併設の木林の湯という展望風呂もありますが、バス移動が必須なほど離れているのでミナミナビーチ利用者じゃなければ部屋のお風呂で済ます方も多いと思います。
一般的なビジネスホテルにあるタイプよりは余裕をもったつくりのユニットタイプのトイレとバスです。
シンクやトイレが半年前に行った時より新しいタイプになっていました。
トマム ザ・タワーの館内施設
チェックインしたらトマム ザ・タワーの館内施設を探検。
ラウンジ
星野リゾート トマムは無料の施設が充実しているのでテンションが上がります⤴️⤴️
トマム ザ・タワーの1Fにあるラウンジもその一つ。
水・ジュース・スパークリングワインが置いてありました。
スパークリングワインですよ!
スパークリング用のグラスはしっかりしたものでした。
ラウンジに12時頃に行ったら満席で座れませんでした。
17時頃は空いていましたが注意が必要です。
星野リゾート トマムでの食事
広大なトマムですが、問題点があります…
問題点…リゾート内にレストランが散らばっていること!
レストランへは長い通路やリゾート内バスを使って移動することになるので、アクティビティを予約している場合などは特に、時間に余裕を持ってゆったり行動してください!
夕食
トマムリゾート内には、ジンギスカンからイタリアンまで約20軒ものレストランがあります。
宿泊客以外全く期待できないこの辺ぴな土地によく作ってくれたと感動はしますが…単価が高い(^ ^;)
北海道に遊びにきた本州や海外のお客さん向けメニューばっかりのため、かるーく済ませたい道民の寅家は、毎回ラーメンをチョイスします。
ラーメン1杯1500円~と高いですが、かなり美味しかったようで子供たちはすごい勢いで食べていました。
トマムでの朝食
朝食会場は、ザ・タワーから通路で5分の「hal」か通路で10分の「ニニヌプリ」になります。
ニニヌプリの方が空いているのですが、それでも7:30時点で20分くらい並びました。
一旦入っちゃえば、館内は食材エリアもテーブルもゆったり配置されていて、ストレスなく朝食を楽しめます。
一番人気はいくら、ほっき、サーモンなどが入った海宝丼
焼き立てのフレンチトーストも子供が喜んでいました。
私が嬉しかったのは、れんこんとごぼうを素揚げしたものや根菜サラダ。
窓からキツネが見えたよ
窓の外はキツネが遊びにくるような原生林です。
ミナミナビーチ
いよいよこの旅のメインのミナミナビーチです。
名称 | ミナミナビーチ |
営業時間 | 年中営業 (4月、11月のトマムリゾート全体が休みの期間を除く) 11:00~20:00 |
料金 | トマムリゾート(クラブメッドを含む)宿泊者は無料 日帰り 大人:2,600円 子供:1,100円 |
タオル | 入場時に必要数分を貸してくれる。 |
浮き輪の空気入れ | あり。空気を抜いて拭き取ってくれるサービスも無料。 |
レンタル | 水着:1100円 浮き輪:1500円(交換無制限。一日利用可能) |
窓の外がどれだけ極寒でも、プールの中は南国な雰囲気で溢れています。
宿泊するザ・タワーやリゾナーレトマムから歩いてくるのは現実的ではなく、自分の車か15~20分おきに運行されているエリア内バスでここまで来ます。
真冬には外気温が-20℃を下回ることもあるトマムですが、プール内は控えめな音量でウクレレ調のBGMが流れていて、とてもリラックスできます
交換し放題の浮き輪をレンタルしてみた
各種口コミでかなり評判のよい、浮き輪のレンタルをしてみました。
料金は1600円と安くはないのですが、1日交換し放題という素晴らしい制度です。
前回来た時にケチって子供たちにぶーぶー言われていたので、今回は清水の舞台から降りる勢いでレンタルしちゃいました。
借りる前は値段ばかり気にしていましたが、一旦お金を払ってしまったら後は元を取るべく借りまくるのみ💨
めったに遊べないような超大型の浮き輪も選び放題なので、ここぞとばかり超大型の浮き輪を借りまくりました。
どれもこれも楽しそうだったから、15分おきくらいに取り替えたよ。
プールが混雑している時は大きな浮き輪だとかなり気をつかいます。そんな時はのんびりプカプカ浮いていましょう。
幼児用プールはお風呂の温度
大きなプールの横には子供用プールがあるのですが、ありがたいことに、水ではなくお風呂の温度のお湯になっています。
子供とプールに行くとでは、どうしても大人は動きが少なくなってしまい体が冷えてしまうので、助かります。
ミナミナビーチは日帰りもできるのですが、600円引きクーポンがあるので置いておきますね。
子供とプールに行くと凍えるほど寒くなるのは私だけでしょうか?
どのプールもそうなのですが…バリバリ泳いでいる人にちょうど良い温度なため、子供と水遊びする程度の運動量の大人にとって、ペラペラの水着ではかなりきつい温度設定な事に気づきました。
試しにウエットスーツ+ラッシュガードにしたところ、体感温度+5℃?くらいに快適になりました。
アイスビレッジ
我が家が行った時は未だオープンしていなかったのですが、冬期はトマムの冬の風物詩、氷だけでできたアイスビレッジがオープンします。
名称 | アイスビレッジ |
営業時間 | 2023年12月10日~2024年3月14日 (その年の氷の状況による) 17:00~22:00 |
料金 | トマムリゾート宿泊者は無料 日帰り 小学生以上:600円 |
氷のセイコマやBar、氷のジップラインなどTHE北海道なものがそろった冬限定でオープンする素敵なエリアです。
夏の雲海テラスが、冬は霧氷テラスになる
夏のトマムは雲海テラスが有名ですが、冬は「霧氷テラス」と名前を変えて健在です。
スキーヤーやスノーボーダーなら普通に到達する冬山の頂上部分ですが、ウインタースポーツをやらない人でも、手軽に体験できるので利用しない手はないですね。
トマム宿泊者はゴンドラパスが無料でもらえます。
「これでスキーも無料に!」とは思わないでしょうが…「滑走には使用できない」ので注意です。
霧氷テラスの基本情報
霧氷とは…氷点下の環境で、空気中の水蒸気や霧が樹木などに着く現象。
真冬の北海道ではよく発生しますが、かなりきれいですし、霧氷がなくても上の方から雪山の絶景を見下ろすだけで楽しくなると思います。
アクセス | 星野リゾート トマムスキー場内 ゴンドラよりアクセス |
営業時間 | 【ライトアップ期間】12/1~12/25 9:00~15:30 【通常期間】12/26~3/31 9:00~16:00 |
雲海ゴンドラの料金 | 宿泊者は無料 日帰り(往復):大人 2,200円、小学生 1,300円 |
↓は夏オープンの雲海テラスの全体図ですが、冬期はクラウドバーとクラウドウォークのみオープンしているようです。
トマムスキー場
寅家は旭川市近郊の激安スキー場でスキーをしているので、「高いリゾートでわざわざ…」と思いスキーはしなかったのですが、スキーヤー/スノーボーダーのための施設が揃っています。
ホテルとスキー場が直結
ホテルからスキー場へのアクセスは抜群です。
↓はホテルの出口からの写真。
目の前にリフトがあるので、部屋でスキーウェアに着替えて、出口を出たらすぐに滑ることができます。
ホテル1Fにはスキー用ロッカーもあるので、板はここに収納できます。
スノーエレベーターは無料
ホテルを出た目の前に初心者向けにスノーエスカレーターが設置されていました。
子供にとってはそれ自体がアトラクションのようなものだったので、5本だけ遊びました。
リフトより怖くないから最初の練習用におすすめだよ
星野リゾート トマムのまとめ
ということで冬の星野リゾート トマムを紹介しました。
星野リゾートだけあって、それなりのお値段はしますが、ミナミナビーチや霧氷ゴンドラなど宿泊者は無料で楽しめる施設もたくさんあって、「さすが星野リゾート!」と思わせられっぱなしでした。
我が家は30分くらいしかスキーはしなかったのですが、それでも1泊2日を目一杯遊び切ることができました。
地図を見ると北海道のど真ん中にあって行くだけで大変そうですが、新千歳空港から車でも列車でも1時間30分と思いのほか早く着きます。
施設も北海道っぽさを満喫できるものから、常夏のリゾート気分を味わえるものまで、その懐の深さがトマムの最大の魅力だと思います。
是非一度足を運んでみてください。
日によって値段の変動が激しいので、複数のサイトを見比べるとオトクなプランを見つけられると思います。