子連れキャンプで重視するのは何ですか?
我が家は子どもが目一杯遊べる遊具があるかどうかを基準にしています。
キャンプって食事の時間が長くなりがちなので、子どもが飽きてしまって困ることも結構あります。
そんな時、徒歩で行ける範囲に遊具があればたっぷり遊んでもらうことができます。
また、ある程度大きな子どもであれば、子どもだけで遊んでもらって、大人は乾杯!というムフフな時間を過ごすこともできます。
今回は北海道第2位の都市にありながら、緑あふれるカムイの杜公園を紹介します。
寅パパ理論では遊具があるキャンプ場は3タイプに別れます。
- 遊具にキャンプ場が付随
- キャンプ場に遊具が付随
- 遊具エリアとキャンプ場ががっつり分離
ですね。
カムイの杜公園 は完全に、①「遊具にキャンプ場が併設」しているタイプです。
この記事では写真約50枚をつかって、カムイの杜公園の
- 1年中楽しめる屋内遊戯施設 わくわくエッグ
- 横にとても長ーーい メイン遊具
- 2020年に登場した絶叫系遊具の ループ式ターザンロープ
- 2021年に登場した お尻に優しいすべり台
について徹底レビューします。
この記事を読めば、旭川までキャンプ(または遊具遊び)しに来たくなること必至です。
子連れキャンプ場を探している方、一日中遊び回れる公園を探している方向けに、旭川市民が全力で紹介しますね。
新しい絶叫系遊具が楽しいよ
いきなり結論
- 圧倒的にすいている平日夕方が超おすすめ
- わくわくエッグは全天候型遊具なので、寒い時も安心
- 遊具が分散しているので、すいていそうな遊具を狙って遊ぶべし
- キッズタワーの10mすべり台は滑りがイイ
- 砦の遊具は道内一の絶叫マシーン
- 夏場は水遊びも楽しい
- キャンプすれば早朝や夕方に遊具を独り占めできる
- わくわくエッグは春先(特にGW)にめちゃくちゃ混む
- 砦の遊具の絶叫マシーンは2組以上では厳しいので、長い距離歩いて結果徒労におわることがある
カムイの杜公園の基本情報
カムイの杜公園へのアクセス
from | 高速道路利用 | 一般道利用 |
---|---|---|
旭川駅から | ー | 10分 |
札幌から | 1時間50分 | 2時間40分 |
旭川市の一番深川より、旭川駅から山を挟んだ緑が気持ちい田園地帯の中に巨大な公園があります。
カムイの杜公園の駐車場
一番手前に大きい駐車場がありますが、GWやお盆などまれに満車になることがあります。
その場合、まず満杯になることのない第2駐車場がキャンプ場の奥にあるので、知っていると便利です。
また、夏期間は24時間オープンしていますが、冬期間は夜間は施錠されます。
カムイの杜公園の基本情報
基本情報 | |
---|---|
名称 | カムイの杜公園 |
営業時間 | 屋外:年中無休(ただし冬期は駐車場が夜間閉鎖) 屋内:9:00~17:00(7,8月は~19:00)、12/30~1/4、第2月曜日は休み(祝日の場合は、翌日。8月など翌週に変更の場合あり)詳細はHP |
住所 | 旭川市神居町富沢及び台場 |
駐車場 | あり/夏期:24時間、11月~4月:8:00~17:00 まず満杯にはならない第2駐車場がキャンプ場奥にある |
売店 | わくわくエッグ内にあり |
近くのコンビニ | なし(車で15分くらい) |
トイレ | わくわくエッグ内、駐車場、キャンプ場にあり わくわくエッグ内のはキレイでパパでも入れるところにおむつ替えスペースあり |
全天候型遊具で大人気のわくわくエッグをレビュー!
カムイの杜公園公園といえば、一年中楽しめる屋内遊戯施設のわくわくエッグです
旭川市民には「カムイの杜公園」という名称よりも「わくわくエッグ」という名前の方が有名なほど、大人気の屋内遊戯施設です。
カムイの杜公園 わくわくエッグの注意点
大人気の施設ですが…注意点があります!
- 冷房がないため夏は30℃超えがざらなほど暑い
- 第2月曜日は休み(祝日の場合は、翌日。8月など翌週に変更の場合あり)詳細はHP
- 春先はめちゃくちゃ混む
⇒よく小学生が追いかけっこをしているので、幼児はふっ飛ばされます
営業時間は9:00~17:00(7,8月は~19:00)
全天候型なので、真冬が混みそうですが、旭川の人は冬は外出しません。「外にでかけたいけど、まだ寒い」GWが一番混んでいます
わくわくエッグの遊具
この施設ほぼ全て木製なので空間にいるだけで気持ちよくなります。
↑平日は人もまばらですが、雨が降っている11月の日曜日の混雑模様は↓のとおりです。
木製のすべり台
すべり台の滑り口の前にはしごがあるため、幼児は一緒に登ってあげる必要があります。
結果、一緒に滑ってあげることになります。
我が家は、2才児がすべる時は姉か親が一緒に登ってあげました。
ボルダリングウォール
ホールドはとても大きくてつかみやすい形状ですが、間隔が広いので、小さい子が登るのは難しいです
たくさん用意されている大きいマット
円柱、階段、三角、ドーナツ、動物、Rodyなどいろいろな形の大型マットが約20個用意されています。
マットで遊んでいると、他の子供が自然と一緒に遊びにくるので仲良くなりやすくて良いです。
幼児コーナーもあります
フロアを走り回っている大きな子が入ってこない、奥まった一角に幼児コーナーがあります。
小さいすべり台と小さいおうちが幼児にはピッタリのサイズです。
この隣には授乳コーナーもあります。
このエリアだけマットが敷いてあるので、コケても安心です。
木製ボールプール
コロナ対策で撤去されていた木製のボールプールも2023年から再開されています。
圧巻の天井にぶら下がるネット遊具
階段で2階の通路に上がってアクセスするネット遊具は、中央の天井からぶら下がってます。
秘密基地みたいなので、大人もワクワクしてしまいました。
このトンネル、幼児が1人で行くのも、親が抱っこして行ってあげるのも難しい、難易度の高い遊具です
中央の球体に行けるようになるまでは、狭いトンネルでの親のサポートが必要ですが頑張りましょう!
わくわくエッグに持参したら良い道具
座布団、毛布:木の床に座っているとお尻が痛くなるので、持参すると見守りが楽です。
アウトドアといえばサーマレストのマット。
エベレスト街道でも見かける耐久力と快適性は、バッタモンの追従を許しません。
カムイの杜公園の屋外遊具をレビュー!
2022年から~2020年にかけて、3年連続で新遊具が登場しました。
2022年に更新されたターザンロープは幼児でも一人で乗れる優れもの!
まずは最新の遊具から紹介します。
2022年にターザンロープが更新されました。
乗り場に盛り土がされたことで、簡単に乗ることができ、幼児でも親の補助なく遊べるようになりました。
下の結び目が小さいためぶら下がるのに力がいりますが、飛び上がる距離は少ないので3才児でも一人で遊べます。
2021年にカムイの杜公園に新設された遊具をレビュー!
キッズタワー
全長約10mの長いすべり台が目を引きます
このすべり台の特徴は、柔らかいのにとってもよく滑ること。ポリエチレン樹脂で出来ています。
お尻が痛くて数をこなせない大人にこそオススメしたいすべり台です♪
キッズタワーの構造はただ登って滑るシンプルな構造。
滑り口までの道のりはちょっとむずかしいです。
中のはしごは落下の危険があるので、大人が見守ってあげましょう。
小さい子向け新遊具
キッズタワーの隣には、トンネルすべり台が目を引く小さい子向け新遊具があります。
キッズタワーとの間を埋めるキノコみたいな物体
キッズタワーとの間はキノコみいたいな物体の上を渡りますが、揺れたりはしません。
小さい子向け遊具の滑り台
すべり出しまでの道のりが少し難しい、メインのトンネルすべり台。
湿度が高かった/新しいからかもしれませんが、静電気は発生しませんでした。
末広がりの形が特徴的なベロスライダー。
登る遊具は3箇所
階段みたいな遊具と斜めになった網状のはしご
下が芝生なので、落ちた時の安心感が少しあります。
ホールドの間隔が広いので、ちょっと大きい子向けボルダリングウォール
渡る遊具は網状の吊橋
幼児が落ちてしまいそうなくらい、穴が大きいので、大人は注意して見守ってあげましょう。
カタカタする遊具
斜めになっているおかげで、少しずらしてあげると、下まで滑り落ちます。
カタカタ音を出しながら、スムーズに動くので、よくある「回すだけ」みたいな遊具よりも断然面白いです。
滑りが良くって、静電気も発生しない。何よりとてもキレイな新しい遊具ってやっぱり大好きです♪
2020年に新設されたカムイの杜公園の奥にある絶叫マシン
2020年に誕生した”砦の遊具”です
わくわくエッグから10分程度歩いたところにあります
「本当にこんな所にあるの?」と不安になりますが、森を超えた先にあるので、ずんずん進んでください。
↓の写真の左側のループ式ターザンロープですが、北海道一と言ってもいいぐらいの絶叫マシーンっぷりです。
そしてループ式ターザンロープ部分
まずは普通に遊んでいる動画をどうぞ
続いて、自分でぐるぐる回って、絶叫マシーン度合いを引き上げた動画をどうぞ
2023年に遊びに行ったところ、経年劣化なのか滑りが悪くなっていました。
遊ぶときは大丈夫なのですが、乗り場に持ち上げるときは勢いをつけないとお父さんでも相当手こずります。
遠い&知られていないで、ほとんど人はいませんが、2組以上いると遊び辛いので、平日夕方がおすすめです
砦の遊具のループ式ターザンロープ以外の部分
砦の遊具の半分は通常の遊具です。
つるつるしていて登りにくいので、子どもは上から滑って遊んでいました。
手すりもあるので、小さい子どもも安心して登れます。
網目が小さく、サイドも囲われている安全性の高いタイプです。
兄弟がいる場合、とても幸せな写真が撮れるので、私は必ず写真を撮ってしまいます。
カムイの杜公園に昔からある屋外遊具をレビュー
もともとある屋外遊具もいつ行っても大人気です
超巨大なメイン遊具
わくわくエッグと同様、木をふんだんに使った遊具です。
色々な難易度のアスレチック系遊具が配置されているので、小2の姉も、2才の弟もそれぞれ楽しめました。
つり橋の穴は結構大きいので、子どもによってはサポートが必要かもしれません。
うんていにつかまるまでの台がないので、親が抱えあげました。
吊橋タイプのため、少し揺れるのですが、その揺れがちょうど良いらしく何度も行き来しました。
歩行支援装置
隣には、体の不自由な方向け歩行支援装置があります
一輪車やホバーボードの練習などいろいろ活用できます。
裏には小川が流れています
釣りをしている人はほとんどいないですが、やまべ(北海道弁:ヤマメのこと)が釣れます。
カムイの杜公園に持参したら良い道具
ボール、バトミントン、フリスビー:一年中風が少ない旭川。芝生もとても広いのでオススメです。
遊具だけじゃない!子供から大人まで楽しめるカムイの杜公園で出来ること!
遊具が楽しい公園なのはわかっていただけたと思いますが、カムイの杜公園は「公園」を超えた機能もあります。
幼児から大きい子供まで楽しめる水遊び場
夏は水遊び場もオープンします
(2023年は6月1日~)(2022年は~8月31日)
上流と下流の合計2つの水たまりがあります。
下流はちょっと深くて、大きい子向けです
写真右側で分かるように、わくわくエッグの軒や手前の芝生があるので親は見守りやすいです。
実験や虫観察が出来る体験学習館
体験学習館(森のふしぎ館)では、実験や虫観察もできます
土日祝の9:30~11:00、12:30~15:00に無料の「おもしろ工作・実験タイム」が開催されています。※2023年度
優しい先生が教えてくれながら入浴剤やカイロなどを無料で作らせてもらえますよ~
詳細はカムイの杜公園公式HPで確認してください
例年夏休み期間中の土曜日夕方(2023年は7/29,8/5,8/12)には実験ショーも開催されるので、情報をチェックすると良いと思います。
カムイの杜公園の広大なキャンプ場
広大な敷地の半分はキャンプ場になっています
開設時期は5月1日~10月31日です
料金は令和2年度から有料( 公式HP )になりました。
大人一人でも最低800円はかかりますが、小学生以下は無料なので、子連れキャンプとしては安い方です。
宿泊キャンプは奥の方なので、遊具まで距離がありますが、平坦な場所が多く快適なサイトが構築できます。
おすすめはちょっと奥にある、木の下。
内陸に位置する旭川市は北海道の中では暑い方で、7,8月は30度を超える日もかなりあります。
そんな日に日向にテントを張ると朝6時くらいには熱くて寝ていられなくなります。
翌朝の太陽の位置を見定めてテントを張ると快適に過ごせますよ。
360度写真を載せますね。ドラッグとかで写真を動かせます。
ゴミ箱は設置されていませんが、ゴミ袋を購入すれば処分してくれます。
また、BBQで出た灰を捨てる場所もあります。
炊事施設とトイレは入り口付近に一箇所あります。
荷物搬入時のみ、駐車場を超えて受付まで車を乗り入れ→リヤカーで運搬→車を駐車場に移動、となります。
カムイの杜公園近くの入浴施設
旭川市は温泉が湧出しないため、銭湯を利用することになります。
旭川高砂台 万葉の湯 入館料大人1200円 (車で7分)
二股ラジウム温泉の鉱石を使用した温泉です。
短時間利用者には割高に感じるかもしれませんが、「温泉」がいいという人はここ一択です。
割引クーポンを置いておきます。
公式HPにもクーポンがあります。
杜のSPA神楽 入浴料大人650円 (車で10分)
いわゆるスーパー銭湯ですが、薬草湯やモール湯など浴槽は8個もありバラエティに富んでいます。
私のお気に入りは、「熱くも寒くも温くもない」38℃の不感湯です。どれだけでも入っていられる上、その日はよく眠れる…気がします。
カムイの杜公園訪問のベストタイミング
大規模な公園なので、土日はまあまあ混みます。
ここでオススメなのが、平日夕方
旭川の市街地からは車でないと来れないため、子どもだけで来ることは出来ません。
そのため、平日夕方は驚くほど空いていて貸切状態の遊具を満喫することができます。
私は1時間早く仕事を切り上げて遊びに来ていますが、遠方の方はキャンプが絶対おすすめです。
カムイの杜公園で親子で遊んだ感想
旭川市民の我々は、長女が生まれてからは何度ともなく遊びに来ています。
2年前までは、「屋内でも屋外でも遊べる巨大な公園」というイメージでした。
それが、2020年、2021年と連続で登場した新遊具のおかげで…
「巨大で面白い遊具がある公園」に変身しました!
なかでも、2020年登場の絶叫系遊具砦の遊具は寅パパのイチオシです!
他の公園にはない圧倒的なスピード感を体験できる遊具なので、是非足を伸ばしてみてください。
あまりに通っているので、我が家はワンタッチテントを持参するくらいですが、遠方の方はキャンプで一晩過ごすことをオススメします。
テントで寝た翌朝、巨大な遊具でパパママと一緒に遊んだことは、子どもの大きな思い出になること間違いなしです!
カムイの杜公園のまとめ
- 圧倒的にすいている平日夕方が超おすすめ
- わくわくエッグは全天候型遊具なので、寒い時も安心
- 遊具が分散しているので、すいていそうな遊具を狙って遊ぶべし
- キッズタワーの10mすべり台は滑りがイイ
- 砦の遊具は道内一の絶叫マシーン
- 夏場は水遊びも楽しい
- キャンプすれば早朝や夕方に遊具を独り占めできる
- わくわくエッグは春先(特にGW)にめちゃくちゃ混む
- 砦の遊具の絶叫マシーンは2組以上では厳しいので、長い距離歩いて結果徒労におわることがある
旭川で待ってます~