北海道弁の「ぼっこ」って知ってますか?
標準語の「棒(ぼう)」のことなのですが、北海道民はこの言葉が大好きです。
内地から北海道に移住して20年たちますが、「こんなところで”ぼっこ”を使うの~?」という場面によく遭遇します。
今回は本州人の想像を超えた”ぼっこ”の活用法を探っていきます。
「ぼっこ」が表す「棒」はどれ?
内地の人は1か月に1回も「棒」なんて言いませんが、北海道民は「ぼっこ」をとても使います。
例えば、「テントの端にぼっこさしといて〜」(ペグのこと)とか、
スキーをしている子どもに、「ぼっこは前で持ってね〜」(ストックのこと)みたいな、
何かを言うとき、まずそれが「ぼっこ」と言えないか判断しているような印象すらあります。
音符に付いているぼっこは、
娘のピアノの先生が実際に活用していました
4分音符は、●の上に”ぼっこ”を書くよ
手袋もぼっこ?
ミトンの手袋のことを、「ぼっこ手袋」と言うらしいです。
もはや”棒”の要素はどこにもないですね
商品名に”ぼっこ”を入れたらもっと売れない?
「棒」が名称に入っているあの商品は、名前を変えたら北海道では売れるかもしれないですね
- うまいぼっこ
- つっぱりぼっこ
- 指差しぼっこ
ルー大柴さんはその昔、「藪からスティック」と言っていましたが、大泉洋さんには是非「藪からぼっこ」と言ってほしいですね。
コメント