子どもを授かって育休を検討中または、夫に取得してほしいあなた
どのタイミングで取ればいいか悩んでいませんか?
寅パパは、二人の子どもそれぞれで育休を取りましたが、子どもの月齢やパートナーの職場復帰の有無など、タイミング的にかなり異なっていました。
第1子で半年、第2子で1年の育休を取った寅パパが、タイミング別出来ることの違いを解説します。
いきなり結論
- 最初からママとともに取得し、ママが先に職場復帰する。
デメリット:助走期間があるので家事が苦手でも安心!
デメリット:ナイショな話パートナーと24時間狭い家で一緒にいるのはキツイかもです
- 最初にママが育休を取得し、パパは数カ月後にママと交代で取得する。
デメリット:1か月など、比較的短期間した育休を取得できなパパでも可能。
デメリット:もらえるだけもらいたいと考えると育休手当が…
寅パパの育休タイミング
第1子目
月齢 | 1才0ヶ月〜1才6ヶ月 |
パートナー | 1才1ヶ月の時に職場復帰 |
立場 | 最初の1ヶ月はパートナーとの共同育児(いわゆるお手伝い) 残り5ヶ月は日中の育児家事をメインで担当(完全な主夫) |
第2子目
月齢 | 2ヶ月〜1才2ヶ月 |
パートナー | 同時期に育休を取得 |
立場 | パートナーとの共同育児(どうしてもサブと言う立ち位置) |
赤ちゃんの月齢が0才と1才ではやれることが全然違ってきますし、
もらえるお金も全然違います。
また、パートナーが一緒に家にいるかどうかによって、やることも全然違ってきました。
育休タイミングのメリット/デメリット
月齢によって遊べる場所が違う
赤ちゃんの月齢 | 赤ちゃんの動き | 行ける場所 |
---|---|---|
〜4ヶ月 | ベッドか抱っこ | 家にこもってひたすらお世話 |
5ヶ月〜12ヶ月 | はいはいなどで動ける | 子育て支援センターなど、赤ちゃん向けの屋内施設にでかけられる |
1才〜 | 靴をはいて動ける | 公園にも出かけられる。 ただし、体力的にもたず、すぐ抱っことなることもあるので注意 |
生後1か月くらいまでは四六時中お世話が必要なので、2人でお世話するのがいいと思いますが、それ以降はいくらか落ち着いてくるので、それよりは一緒に遊んだ方が男親の役割を果たせられる、と言うのが寅パパの考えです。
月齢によってもらえるお金が違う
もらえる/かかるお金 | いくらかかるか |
---|---|
育児休業給付金 | 育休開始〜半年間、(開始時賃金の)67% 育休開始から半年後〜1才の誕生日まで (開始時賃金の)50% (夫婦とも育休取得の場合、1才2か月の誕生日まで50%) ※開始時賃金≒基本給です。 |
社会保険料 (健康保険や年金など) | その月を通して育休を取得した場合に免除 (寅パパの場合、○月1日から取得したわけではないので、最初の月に数万円発生しました(^_^;)) |
所得税 | 育児休業給付金は非課税のため全くかかりません。 |
住民税 | 所得税と同じく非課税 (前年度の所得に応じて計算されるため育休取得の翌年が安くなります) |
- 育児休業手当は、夫婦同時に育休を取得しても両方支給されます。
- 職場復帰後にお世話になる保育園料は住民税を元に計算されるので、最初の年は格安になります。
寅パパの会社の場合、1才2か月以降も3才までは無給ですが、育休を取得できました。
この辺は会社によって違うようです。
基本給の67%と言っても、税金も保険料もないので手取りとしては、ほぼほぼ基本給が毎月もらえた印象です。
パートナーが家にいるのといないのとでは役割が全然ちがう
パートナーは家に? | パパの役割 |
---|---|
パートナーが家にいる | どうしてもサブ的な立ち位置になってしまう |
パートナーが職場復帰している | おむつ、ミルク、離乳食はもちろん、炊事洗濯など家事全般することになる(やった方が良い) |
寅パパはそうかもしれないけど、自分はパートナーと公平に分担するよ
立派ですが、残念ながら社会のいたるところで女性がメインというのが暗黙の了解になっていて相当ハードルが高いです。
また、赤ちゃんもおっぱい側になついてパパは二の次っていう…
里帰り出産しなかったとしても、病院で出産→5日間入院したとしたら、生後6日目の初めての我が家では、それまで5日間赤ちゃんのお世話をみっちりしてきたママと最後の独身を楽しんだパパがいます。
この5日間のアドバンテージは圧倒的なものがあります。
おむつの変え方やお風呂の入れ方など何から何まで病院でみっちり学んだママに聞くしかないのですから。
こんなこともありました。2人で赤ちゃんを病院に連れて行った時のことです
薬のあげ方について説明しますからあちらに行ってください
来ました(ママはトイレに行ってます)
お母さんを呼んできてくださいね♪
男だけど、全然話聞けるんですけど…
とにかく自分の心持ちだけでは越えられない、育児は女がするものという壁が至るところにあると感じました。
そこで、これに影響を受けない方法はただ一つ!
ママと一緒にいるのをやめて、子どもと2人で行動すること!
サブって感じが何となく嫌なので、子育て支援センターや予防接種など、意識的にパパだけで連れて行くようにしています。
ママがいなくても本当に大丈夫なの?
そうは言っても、ママなしで過ごしたことなど、美容院の3時間が最長で不安です。
安心してください、「ママ、ママ〜」な子どもでも、ママが仕事に行った瞬間にパパになつきます。
実際私も第1子が1才1か月になるまで、ママ無しの最長記録は3時間で、困ったときはママのおっぱいに頼っていたダメダメイクメンでした。
でも、ママが職場復帰した瞬間にパパっ子になってくれました。
パパが作ったご飯を食べてくれますし、パパと一緒に昼寝もしてくれます。
パパが全力でお世話すれば、必ずなついてくれます。
育児を抜きにしても、男性も主夫を経験したほうが絶対いいです。
人事異動で全然違う仕事内容になったと思えば対応できますよ。
結局ベストなパパの育休タイミングは?
とにかくパパが独り立ちする期間がほしいので次の2パターンをおすすめします。
- 最初からママとともに取得し、ママが先に職場復帰する。
デメリット:助走期間があるので家事が苦手でも安心!
デメリット:ナイショな話パートナーと24時間狭い家で一緒にいるのはキツイかもです
- 最初にママが育休を取得し、パパは数カ月後にママと交代で取得する。
デメリット:1か月など、比較的短期間した育休を取得できなパパでも可能。
デメリット:もらえるだけもらいたいと考えると育休手当が…
いずれも、子どもがパパっ子になる、目一杯遊べる、家事能力が身につく、というメリットがあるのは当然です。
それでは皆さんが独り立ちできるのを応援しています!
ちなみに寅パパは、第2子では夫婦同時に育休を取得しました。
育児ではサブ的な立ち位置でしたが、家族でいろいろなところに行けたというとても大きなメリットがありました。